想像よりも簡単に出っ歯が治りました
想像よりも簡単に出っ歯が治りました
10歳 女の子 症例名：上顎前突症状上顎前突を矯正した10歳 女の子の体験談
娘は小学4年生です。小さいときはそれほど気にならなかったのですが、いつの間にか上の前歯がかなり出ていました。一般的には『出っ歯』と言われています。
出っ歯は友達から冷やかされやすい歯並びなのでしょう。友達から嫌なあだ名で呼ぱれているらしく、娘も非常に気にするようになっていたのです。
私は、「なんとか治してあげなければ…。」と思い、私が通っている歯科医院に相談することにしました。
先生の話では、娘がまだ小さい頃の『指しゃぶり』が原因だろうということでした。
指しゃぶりの癖はあまり良くないと聞いていたので、注意してきたのですが、その癖は直りませんでした。
小学生になってからも、指しゃぶりの癖は残っていましたが、友達の目を気にし始めた頃から、指しゃぶりの回数は少なくなっていました。
しかし、その癖のせいで上の前歯が出てしまったのです。しかも、一度出てしまった歯並びは、なかなか元には戻りませんでした。
「ただの指しゃぶりの癖がこんな大きく影響するとは…。」と、強く後悔しました。
「私のせいで、娘が友達からパ力にされてつらい目にあっているなんて…、本当にごめんなさい。」私は、娘の癖を直してあげることができなかった自分を心から責めました。
そして、歯科医師に助けを求めたのです。
先生は、私がかなり深刻に悩んでいることを察知して、
「大丈夫ですよ、お母さん。矯正治療をすれば、綺麗な歯並びになりますから。」
と、優しい言葉をかけてくれました。
先生の説明によると、出っ歯というのは上の歯が出ているというよりも、下の顎が後ろに下がっているというのが大きな原因であるということでした。
そして、成長期に合わせて矯正治療を行うと、顎を前方ヘ成長させることが出来、大人になってから治療するより、娘の年齢ぐらいで治療した方が簡単に締麗な歯並びになるということでした。
元々、娘は歯並びを治すことにとても前向きであったこともあり、矯正治療を開始することにしました。
まずは、寝るときだけ装着するマウスピースの治療を開始しました。これを3ヶ月使用しただけでかなり改善しました。
そして、さらに半年ほど使用を続けると、「どこが出っ歯なの？」というレベルになっていました。娘もやる気があって始めたので装置をさぼらすに一生懸命使いました。
そのおかげで、かなり短期間で改善できたようです。
そして、永久歯が出そろったところで全ての歯に矯正装置を装着する治療を開始しました。
この治療が始まる頃には、上下の前歯の位置の問題は解決していたようで、矯正装置の装着は6ヶ月で終了しました。先生の事前説明通り、治療はすごく簡単で、アッという間に終わったように感じました。
矯正治療終了後、娘の治療前の写真を見せてもらうと、治療後はものすごくスッキリ綺麗な顔立ちになったことが一目で分かりました。
改めて最初の写真を見ると、口を閉じている時にでも、前歯が出ているのがハッキリ分かる状態でした。
矯正治療のおかげで、娘は学校で冷やかされることがなくなったそうです。これには、本当に安心しました。
また、歯並びが綺麗になっただけではなく、食べるという面でも、とても咬みやすくなったと喜んでいます。そして何より、笑顔がすごく明るくなりました。
そして、私にとって最高に嬉しかったのは、娘のこの言葉でした。
「お母さん、私の歯を治してくれて有難う。」
女の子にとって、綺麗な口元や表情というのは、今後の人生にとっても非常に大きな事だと思います。
思春期の多感な時期を迎える前に、矯正治療を受けることが出来て本当に良かったと思います。
