プロフィール
自己紹介
【幼少期~大学時代】
私は、父親がJFE関係だったこともあり、大学4年間を除けば、ずっと福山市で育ってきました。 幼稚園入園前までは、このなかむら歯科クリニックの少し上の方にある旭丘に住んでおり、大学入学前までは青葉台という地区に住んでいました。
幼稚園・小学校は、田んぼ道や山の中の通学路を通って子供の足で30分以上歩いて登校していたのを覚えています。
子供の頃は物を作るのが好きで、いろんなものに手を出していました。ロボットや戦艦、お城などのプラモデル、ラジコンカー、ラジオなどの作成キット等を親にお願いして買ってもらい、喜んで作っていました。
熱中すると周りが見えなくなるタイプで、やりたいことをしていると友達が外遊びに誘いに来ても、出て行かなかったと親から聞いています。
そんな私も中学・高校生になると、もちろん物を作るのは好きでしたが、友達と一緒にいることを好むようになってきました。また、体を動かすことも嫌いではなかったので、中学では剣道部、高校では弓道経験のある先生を探して友達と弓道愛好会を作ってみたり、パソコン研究会などの文科系クラブも掛け持ちしたりして楽しく過ごしていました。
...え?勉強について「ベ」の字も出てきてないって?
勉強は苦手ではなかったものの、好きでもなかったです。正直に言うなら嫌いでした。でも本を読むのはジャンルを問わず好きでした。
大学進学は、機械の設計をしていた父親に憧れていたこともあり、機械の設計を学ぶ機械工学科を選びました。
熊本県の大学の機械科に進学しましたが、ここでもアルバイトや友達との交流、クラブや委員会活動に精を出し、その時間はとても楽しかったと記憶しています。
ただ、勉強はテスト前の必要最低限、卒業単位も必要最低限を確保といった様子で、本当に勉強についてはギリギリでした。
【就職~なかむら歯科クリニックとの出会い】
就職を考え始めた頃、入学時に思っていた設計の仕事でいいのか迷うようになってきました。
そんな中、とあるカー雑誌の特集で営業マンとお客さんの商談の記事を読み、なぜか自分もこんな風にお客さんと仲良く話してみたいと感じ、車の営業職を選びました。
機械の設計を勉強しに行って、車の設計ならともかく営業職希望ですから、父親から当然怒られましたが最後には営業職を選んだことを認めてくれました。
バブルの崩壊直後で正直、営業には優しくない時代でしたが、飛込訪問や引継ぎのお客様と話をすることは、初めからとても楽しかったです。
仕事は、今の様に何もかもマニュアル化されているわけでなく、先輩に聞いても「やり方」は教えて貰えても、コツみたいなものは先輩を真似てみたり、自分で試行錯誤したりの繰り返しでした。
お客様に喜んでもらえた、怒られた。次はこうしてみよう!という、「人に出来るだけ頼らず、自分で考え行動し、また考える」自分の仕事観は、今も私の流儀として生きていると思っています。
その後全て人と関わる営業接客業でしたが、何度かの転職を経験しなかむら歯科クリニックとご縁があり、歯科助手としてこれまでの経験を活かして患者様の為に頑張ろうと考えていました。
【歯科衛生士をめざして】
歯科助手として仕事をこなし4年ほどたったころ、患者様や医院の為に、より自分ができることを増やしたいという気持ちが膨らんでいました。アシスタントなどの仕事もやりがいはありました。ただ、歯科医師、歯科衛生士と違い私が患者様にできる事は限られていました。
もっと自分にできる事を増やしたい!
でも47歳の今から歯科医師を目指すのは色々な面で難しい…。歯科衛生士なら何とか資格を取ることができ、自分のできる事も増やせるのではないか?
今ならギリギリ挑戦できるのではないかと、家族や親に相談し、理解を得ることが出来ました。院長には親身に相談に乗って頂きました。
しかし院長としては私に任せたい仕事を考えていて、私のした選択は院長の考えからは外れていました。
自分の子供と同じくらいの生徒達の中に入って3年間やり切れるのか?
アラフィフの私には簡単ではない道ではないのか?
何度も院長と相談を重ねました。最終的には院長にも頑張れと後押しして頂き、47歳にして再び晴れて学生生活を送ることになりました。
入学式では保護者に見えたのか、座るところを間違えているのではというような雰囲気になったり、実習先の先生には引率や挨拶に来た先生と間違えられたり(笑)。色々ありましたが、3年間を無事過ごし歯科衛生士学校を卒業、国家試験にも合格して歯科衛生士としてなかむら歯科に戻ってくることが出来ました。
これから、なかむら歯科クリニック初の男性歯科衛生士として、患者様や医院の為にできる事を増やしていこうと思っています。
すでに通院されている患者様、これから初めましての患者様が笑顔で安心して通院できるよう微力ですが全力で頑張ります。よろしくお願いいたします。