プロフィール
自己紹介
私は、兵庫県で生まれ育ちました。
ピアノの先生をしていた母親の影響もあり幼いころから音楽に興味を持ち、ピアノのレッスンを受ける日々を過ごしていました。
正直なところ、実の母親からのレッスンは最初嫌々ながら受けていたのですが、「かっこいい！弾けるようになりたい！」という曲との出会いがあり、それに挑戦しようと練習していくうちに、難しくてできないだろうと思っていた曲が思いのほか弾けるようになったことで、演奏が楽しくなっていきました。
その後も練習し続ける中でより音楽の楽しさに目覚め、自分なりの表現方法を見つけることもできました。
自分自身が心豊かに成長したと実感できたことは、自分の得意なことがたった一つ増えただけのことかもしれませんが、自分にとってはそれが大きな自信に繋がりました。
そして、この経験が自分のやりたいことや叶えたいことに対して、全力で取り組む姿勢の基礎になったのだと思います。
そのように音楽という特技を手にした私は、中学校と高校では吹奏楽部に所属し、音楽の道をさらに追求しました。
大人数で曲を作り上げる吹奏楽では、1人で演奏するピアノとは違い、パート内ではもちろん他のパートの人たちとも音を合わせる必要がありました。部活動を通じて、部の一員であるという責任感も生まれ、コンクールやマーチングコンテストに向けた厳しい練習を乗り越え、大人数で一つの目標を達成するという喜びを知ることができました。
特にコンクールやコンテストに出場する代表者を選ぶオーディションでは、一人ひとりの技術が評価され、出場できるレベルかどうかが判定されます。
そういったオーディションの前では負けず嫌いで猪突猛進な私の性格が現れ、出場をめざしてとことん練習に打ち込みました。そしてその大事な本番の緊張にも負けないようなメンタルを手に入れることができました。
時には先輩や同級生同士の摩擦もありましたが、その中で相手の気持ちを考え思いやる心や礼儀作法といった大切な価値観を学ぶこともでき、この吹奏楽部で得られた経験が、私の人間性をより豊かに育ててくれた財産だと思います。
徳島大学に進学した後は、音楽だけでなく別の分野にも関わってみたいと考え、スポーツにも興味があったので、歯学部のサッカー部と硬式野球部のマネージャーとして4年間活動しました。
特に大学生が主体となって試合の運営を行う経験は、他の環境では決して得られないとても貴重な経験だったと思います。
その中で同大学の部員、OBの方々、保護者、他大学のマネージャー・部員の方々、試合に関わってくださった審判の方など、初めて出会う多くの人々とのコミュニケーションを通じて、その大切さや様々な立場の人との連携の重要性を学びました。
また、自分の中だけで早々に自己解決してしまったり、疑問や悩みを抱え込んだりせず、周りの人を頼ることの大切さも学びました。そして、人と連携して何かを進めるうえで大切な報告・連絡・相談を行うことができるようになりました。
実家から遠く離れた徳島で一人暮らしをするという初めての環境と、徳島大学の歯学部口腔保健学科は少人数制だったこともあり、日常生活だけではなく学校生活や人間関係への不安もありました。
しかし少人数だったからこそ、同期一人ひとりの性格や考え、悩みを共有でき、仲が深まっただけではなく、4年間を通して共に協力してテストや授業、実習を乗り越え団結力も高まり、見事同じ学科の同期全員が歯科衛生士国家試験と社会福祉士国家試験に合格することができました。
自分の目標に向かって努力する姿勢を持ち続けることで、同じ目標を持つ仲間やそれを支えてくださる先生方、ずっと応援してくださった先輩・後輩など多くの素晴らしい出会いを得ることができました。またこの経験を通じて、自分で決めた道に進み、新たなチャレンジをすることの大切さも学びました。その過程での新たな出会いや発見の尊さ、そして目標のために仲間と困難を乗り越える喜びを知ることができました。
私は現在、このなかむら歯科クリニックでの勤務を通じて、さらなる成長を目指していきたいと思っています。
ご縁がありこの福山という新天地にやってきましたが、ここでも様々な方との新たな出会いがあるはずとわくわくしています。
これからの日々の診療や業務の中で得られる貴重な経験を通じて、自分自身の成長だけではなく、なかむら歯科クリニックの発展に貢献できる歯科衛生士になることを目指したいと思っています。
患者様の口腔健康を守り、笑顔を生み出すお手伝いができる喜びを常に感じながら、自分自身のスキルやコミュニケーション能力などを、より一層向上していけるように日々精進していきたいと思います。
