新型コロナウイルス感染が拡大する中、
当院では患者様とスタッフ、そして地域社会へ
新型コロナウイルス感染防止の観点から幾つか、
患者様へお願いしていることがあります。
新型コロナウイルス感染が
拡大する中、
当院では患者様とスタッフ、
そして地域社会へ
新型コロナウイルス感染防止の
観点から幾つか 、患者様へ
お願いして
いることがあります。
患者様へのお願い
1.下記に記載する項目に該当される方は、アポイント変更をお願いしております。
- 「37.5℃以上の発熱」や「咳」がある方
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
- 現在、同居する人が自宅隔離を要請されている方
- 現在、同居する人に発熱・咳などの症状がある方
- 過去14日以内に、海外渡航の履歴がある方
- 過去14日以内に、海外から帰国した人との濃厚接触歴がある方
- 過去14日以内に、嗅覚以上、味覚以上がある方
- 新型コロナ肺炎発病者と濃厚接触をした可能性がある方
1~8のいずれかに該当する場合は、最寄りの保健所もしくは医療機関にご相談いただきますよう、お願いいたします。
2.風邪症状(咳、熱など)がある方
院内感染を防ぐために、風邪症状(咳・発熱)のある患者様に関しては、ご予約の変更もしくはキャンセルをして頂いております。
また、感染リスクの観点から、多少の発熱がある方に関しては、ご来院をお控え頂くようにお願いします。
3.患者様にして頂く感染防止対策
- ご来院時に手指消毒のアルコール消毒をして頂きます。
接触感染の防止の観点から、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付着します。他の方がそれに触れるとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触れると粘膜から感染が生じますので、これを防ぐことを目的として、アルコール液消毒を来院時にお願いをしております。
- 待合室でのマスク着用をお願いしています。
飛沫感染の観点から、感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが飛沫します。そして他の方がそれに触れるとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触れると粘膜から感染が生じますので、これを防ぐことを目的として、待合室でのマスク着用をお願いしています。
また、当院においても、マスクの入手が困難な状況でございますので、配布することは出来ませんが、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
- 咳エチケットのお願い
患者様には待合室でのマスク着用をお願いしており、治療時にはお口を開けて治療をさせて頂いております。当院の全従業員はマスクを常時着用して業務を行っており、診療台との間仕切り、個室を準備しておりますが、念のため、万が一咳き込む場合は、ハンカチ・ティッシュ、服の袖等で口や鼻を覆う【咳エチケット】へのご協力とご理解のほど、よろしくお願いします。
- ご来院時に、毎回検温をお願いしています。
37.5℃以上の発熱がある場合は、アポイントの変更をお願いしております。
限られたお時間の中で、当院にお越し頂き、大変恐縮ですが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
- 新型コロナウイルス感染症に関する問診票をご来院時に、毎回記載して頂いています。
患者様ご自身、もしくは他の患者様、スタッフの健康を守るために、毎回、新型コロナウイルス感染症に関する問診票を記載して頂いております。
- お車でお越しになられた患者様には、お車でお待ちして頂くようにお願いをしています。
3密を少しでも回避するために、お車でお待ちして頂くことをおススメしています。
- 初診時にはWeb問診票を記載して頂くようにお願いしています。
少しでも接触感染を防ぐことを目的に、初診の方の問診票は、お持ちのスマフォ、タブレット、パソコンから記載ができるWeb問診票を採用しています。なお、上記媒体からWeb問診票を記載することが出来ない方は、従来通りの紙媒体での問診票に記入をして頂いています。
新型コロナウイルスに備えるために
~誰でも出来る口腔ケアの可能性~
新型コロナウイルスに
備えるために
~誰でも出来る
口腔ケアの可能性~
口腔健康管理(口腔清掃)は、ウイルス感染への水際対策です。
・感染症予防のために大事なことは、身体を清潔にすることです。
・清潔な体の表面に病原菌は感染しにくいのです。
・しかし、手や体、髪を洗うことは心がけていても、お口の中を清潔にすることを忘れていませんか?
・ウイルスの感染は、鼻と口と目からおこります。
・インフルエンザウイルスの場合、お口が不潔だと、口に入ってきたウイルスが感染しやすくなります。
・お口を清潔にし、健康に保つことはウイルス感染の水際対策なのです。
・お口に住んでいる細菌が出すタンパク分解酵素は、ウイルスが細胞の中に感染することを促進します。
・ウイルス感染予防のために、お口の衛生管理を心がけてください。
・特に歯周病菌は強力なタンパク分解酵素は、ウイルスが粘膜細胞の中に感染することを
促進します。
・歯周病にかかっている方には、ご自身での口腔清掃と共に、歯科医院におけるプロフェッショナルケアも大事です。
不潔なお口は腸内細菌のバランスを乱して全身の免疫力を弱めます。
・ウイルス感染への有効な対策は、体の免疫力を低下させないことです。
・腸内細菌のバランスは、全身の免疫に密接にかかわっています。
・そのため、腸内細菌のバランスが崩れると、感染症にかかりやすくなったり、さまざまな全身疾患が発症しやすくなります。
・お口の細菌が食道・胃を通って腸内にたどり着き、腸内細菌のバランスを乱して全身疾患発症の原因となることが判ってきました。
・お口が不潔な方、特に歯周病にかかっている方は、食事のたびにたくさんのお口の細菌が腸に運ばれるため、全身の免疫が低下するリスクが高まります。
お口が不潔だと肺炎のリスクも高まります。
・中高年になると誤嚥と言って、食べ物や唾液が気道に入ってしまうことがあります。
・お口が不潔だと、この時にたくさんの細菌が気道に入って肺にまで至り、誤嚥性肺炎という肺炎を起こしてしまいます。
・誤嚥のリスクが高い方は、ウイルス性肺炎のリスクも当然高くなります。
・さらに、歯ぐきに住む歯周病菌が血流にのって全身に駆け巡り、体のあちこちに炎症を起こします。
・また、歯ぐきの炎症により作られた炎症を起こすも血流にのって全身へとばらまかれます。
・その結果、体の免疫が乱されてウイルス感染による炎症症状が進みやすくなってしまいます。
コロナウイルスは口からも感染!
・多くの論文でウイルス感染が「口腔からも始まる」としており、ますます検証が進むと、コロナウイルス感染の予防には口腔衛生管理が重要であることがはっきりしてくることでしょう。
・手洗い・うがいに加えて、ご自宅での丁寧な歯磨きとプロフェッショナルケア(歯科医院でのクリーニング)を心がけてください。また、舌を磨くこともウイルス感染予防に効果があります。
今こそ「唾液」のチカラ!
・忘れてはならないのが、お口の中の「唾液」
・唾液には、粘膜組織における抗体や、様々な抗ウイルス作用をもったたんぱく質が多く含まれており、感染防御の最前線の働きを担っています。
・唾液の分泌を促すために、
「適度な水分の摂取」
「マスクによる口腔内の保湿」
「よく噛む」
「唾液腺マッサージ」等がとても大切です。
院内を360度のパノラマビューでご覧いただけます。
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